首都の医療施設、ほぼすべてが業務停止--リベリア

エボラ対策伝える健康教育にも注力--シエラレオネ

首都は小康状態、地方では新規感染も--ギニア

今、エボラ出血熱は世界各国で大問題となっています。

過去のエボラは８週間ほどで収束していたらしいです。
しかし、今回のエボラは、感染抑止が少なくとも何ヶ月にも及ぶとみられています。

世界保健機関（WHO）、国際社会全体、そしてNGOと、わたしたちでは出来ることが違います。

こんなとき、日本に住むわたしたちは、いったい何をどうすればいいのでしょうか。

安全な埋葬を手伝う？
体調の異常を隠さないよう人々に呼びかける？
感染者と接触した人の追跡調査を行う？

一般人のわたしたちでは難しいですよね。

まずは、エボラ出血熱について正しい知識と理解をしましょう。

エボラ出血熱ってどんな病気なの？

ウイルス性の感染症です。
致死率の高さが特徴で、20％程度から最高で90％程度に達することもある。ウイルスの型は5種発見されており、種類によって致死率が異なる。
感染の第1期では、最長21日間の潜伏期を経て、高熱、頭痛、筋肉痛、結膜炎、全身衰弱を引き起こす。
第2期では、おう吐、下痢、発疹がみられる。 感染者の体内では血中でウイルスが増殖し、免疫系をまひさせる反応が起こる。
潜伏期間を過ぎて生体反応が出始めた頃には、血栓ができ、血流が妨げられた状態となっている。体内の複数の場所で大規模な出血が起き、鼻や尿から多量に出血することがある。

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